一昨日、世田谷美術館へ行ってきました。世田谷美術館では現在、「ブルーノ・ムナーリ 役に立たない機械をつくった男」という展覧会が開かれています(~1/27)。
興味深い内容の展覧会で、お邪魔した日も多くの来館者で賑わっていましたが、今回訪れた目的は展覧会そのものではなく、展覧会にまつわる人物の取材のため。日本ブルーノ・ムナーリ研究会代表の岩崎清さんです。生前のブルーノ・ムナーリと親交があり、ムナーリのことを広く日本に紹介した立役者で、『パレット』2号にご登場いただきたく考えてのことです。
岩崎さんは1939年生まれ。今年のお誕生日で80歳になられます。が、1時間半にも及ぶ取材のあいだ、終始精力的にお話しくださり、私たちのほうが圧倒される“熱”を感じる方でした。今回取材をお引き受けいただいたのも、「ムナーリのことを少しでも知ってもらう機会になるから」ということで、いまなおエネルギッシュに活動されています。
先日お邪魔した小淵沢絵本美術館の望月館長といい、一般には「シニア」という言葉で呼ばれる年代の方々がますます意欲的にご活躍です。思わず襟を正してしまいます。
岩崎さんの記事は『パレット』2号の「晴人(ぱれっと)さん」のコーナーに掲載予定です。お楽しみに!(K)
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