あっという間にお鏡も開き、本格的に2020年が動き出しましたね。
私たちの『パレット』も、お正月早々から一部の新聞にご紹介いただいたようで、東北や九州からお問い合わせを頂戴し、感謝の気持ちでいっぱいになっています。
そこで、初心にかえって創刊号から最新号までを振り返ってみたいとおもいます。
●創刊号(2018冬号/上記写真)
特集は「旅先のアートを楽しむ」。
安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄(北海道)にお邪魔して、冬のアルテを楽しみながら、旅とアートの幸せな出あいについて書かせていただきました。
編集部が出会った“あっぱれ”な人を紹介する「晴人(ぱれっと)さん」のコーナーには、独自の感性と視点で「美を見いだす」京都在住のアーティスト、kimikoさんにご登場いただきました。ひとつひとつ丁寧に紡がれる言葉が輝く取材となりました。
◎特集:旅先のアートを楽しむ
安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄
「旅先のアート」を楽しむ5つの秘訣
◎晴人(ぱれっと)さん:kimikoさん(アーティスト)
◎美をみつける旅:藤原宮跡(奈良県橿原市)
◎アートペディア:「アール・ヌーヴォー/デコ」
◎藤田令伊のアートゼミナール:「私が見る」
◎にっぽんクチコミ美術館:フィリア美術館(山梨)
●2号(2019春号)
特集は「アートが10倍楽しくなる鑑賞術!」。アート鑑賞がグッと面白くなり、かつ、学びにもなるとっておきの鑑賞術をコンパクトながら濃い内容で説き明かしました。「楽しく学べた!」「ますますアートに興味がわきました」などのご感想をいただいています。
「晴人(ぱれっと)さん」のコーナーには、ブルーノ・ムナーリの研究家・岩崎清さんにご登場いただきました。熱い言葉の数々は、私たちが見失がちな大切なことを思い出させてくれました。「にっぽんクチコミ美術館」では、NHK連続テレビ小説で注目され、今年各地を展覧会が巡回する神田日勝を早々とご紹介しておりました♪
◎特集:アートが10倍楽しくなる鑑賞術!
基本編&応用編
◎晴人(ぱれっと)さん:岩崎清さん(ブルーノ・ムナーリ研究家)
◎アートペディア:「インスタレーション」
◎にっぽんクチコミ美術館:神田日勝記念美術館(北海道)
◎美をみつける旅:わたらせ渓谷鉄道沢入駅(群馬県みどり市)
●3号(2019夏号)
特集は「信州の『個性派美術館』をめぐる旅」。数ある長野の美術館のなかから、編集部選りすぐりの7館にスポットを当てました。旅のお供にしていただきたいとの思いで制作したところ、「こんな美術館があるんですね~」「いつかぜひ行ってみたいです」などのご感想をいただき、編集冥利に尽きました。
「晴人(ぱれっと)さん」にご登場いただいた“絵描き”の水村喜一郎さんの生き方にも感動の声が寄せられました。小学生のときの事故で両腕を肩から失った水村さんの、人間力溢れる魅力に4時間超えの取材で迫りました。
◎特集:信州の「個性派美術館」をめぐる旅
◎晴人(ぱれっと)さん:水村喜一郎さん(絵描き)
◎アートペディア:「ウィーン分離派」
◎にっぽんクチコミ美術館:富山市ガラス美術館(富山)
◎藤田令伊のアートゼミナール:「感性は高められる」
◎美をみつける旅:元興寺(奈良県奈良市)
●4号(2019秋号)
特集は「「1点」を深く見る」。日本国内で見ることのできる作品のなかから編集部が7作品をピックアップ、じっくりと誌上鑑賞します。一度に多くの作品を見るのもいいですが、限られた作品に時間をかけて鑑賞するというのも興味深いものがもたらされます。そんな見方の提案です。
「晴人(ぱれっと)さん」には、「絵本を届ける運動」をサポートする鈴木晶子さんにご登場いただきました。アジアの子どもたちと日本の絵本をむすぶ意義ある活動です。アートサプリは紅葉を楽しめる美術館を『パレット』目線でご紹介しています。
◎特集:「1点」を深く見る
長谷川潾二郎 《猫》 宮城県美術館
加山又造 《富岳》 フジヤマミュージアム
ジョヴァンニ・セガンティーニ 《アルプスの真昼》 大原美術館
ヘーラルト・ダウ 《シャボン玉を吹く少年と静物》 国立西洋美術館
ピエール・ボナール 《薔薇色のローブを着た女》 ヤマザキマザック美術館
ジェームズ・タレル 《ブルー・プラネット・スカイ》 金沢21世紀美術館
照屋勇賢 《結い、YOU-I》 佐喜眞美術館
◎晴人(ぱれっと)さん:鈴木晶子さん(「絵本を届ける運動」で子どもたちを支える)
◎藤田令伊のアートゼミナール:「ディテールに注目する」
◎アートサプリ:美術館で秋を楽しむ
◎アートペディア/◎美をみつける旅/◎にっぽんクチコミ美術館
●5号(2019冬号)
特集は「「大塚国際美術館」を探検する!」。いま国内外で高い人気を誇るこの美術館に、パレットならではの視点で迫ってみました。展示作品数1000点を超える大ボリュームの美術館なので、すべての作品をじっくり見ることは事実上不可能。そこで、こんな見方はどうですか、とユニークな着眼をご提案しています。
「晴人(ぱれっと)さん」には、ラッピング・コーディネーターの尾崎聡子さんにご登場いただきました。心を大切にする尾崎さんが「包む」世界へといざなう言葉に共感が寄せられています。「にっぽんクチコミ美術館」は山梨県富士河口湖町の久保田一竹美術館をご紹介しています。
◎特集:「大塚国際美術館」を探検する!
◎晴人(ぱれっと)さん:尾崎聡子さん(ラッピング・コーディネーター)
◎藤田令伊のアートゼミナール:「『なぜ?』を大事にする」
◎アートサプリ:雪の季節に訪ねたい美術館
◎アートペディア/◎美をみつける旅/◎にっぽんクチコミ美術館
※『パレット』はA5判。16ページ、1冊150円(税込み・送料別)。
オフィシャルショップにて定期購読でご案内しておりますが、1冊からのお求めも可能です。
※ おまとめ買いも承っております。ポストカード1枚分で、手から手へアートの世界を贈ってみませんか? くわしくはこちらをどうぞ。
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